どろりんBar

こんにちは!どろりんという者です。性別男、セクシャリティはバイセクシャル。いまは45歳の彼氏と同棲をしています。(歴1年)日々思ったことや感じたこと、知識や経験、様々なことを乱雑に書いてくブログです。もしよろしければ末永いお付き合いをよろしくおねがいします。

45歳パートナーの浮気から学ぶこと

どうも、どろりんです。

 

先日、45歳のパートナーの浮気が発覚し動向を見守っていたのですが、23日に浮気相手とホテルに泊まることを把握。

 

しかもビジネスホテルではなく、僕とも何度も泊まったことのある高級ホテル。二人の思い出の場所。

 

 

もう流石に我慢できなくなり、23日のホテルに乗り込むことを決意。

 

14時からチェックインのホテルだったので、13時半にホテルに到着し、エレベーターの場所を全て把握。

 

どこのエレベーターに行こうと、現場を押さえられる場所をとり、待機。

 

途中うとうとしながら、約二時間後。

 

15時半過ぎ。

 

 

ついに、パートナーと浮気相手を発見。

見慣れた黒Tに、お揃いで買ったピンクの短パンを履いて登場。

 

浮気相手は、背が高めで爽やかイケメンな感じ。

 

見つけるやいなや、私はすぐ目の前に行き、お揃いでつけていた数珠を無言で返して、帰った。

 

泣きそうになるのをこらえながら、黙って目を見て、数珠を渡した。

 

彼氏は驚いた様子だった。

 

 

ホテルを出た直後は、自分でも整理がつかなくて、ドラマみたいなことしちゃったなぁ。と思うだけだった。

 

 

けど、なにか音楽聴きたいなと思って、竹内まりやの「元気を出して」を聴いた瞬間涙が嗚咽と共に込み上げてきた。

 

 

”涙など見せない 強気なあなたを

そんなに悲しませた人は 誰なの”

 

”はやく元気出して あの笑顔を見せて”

 

すれ違う人に何度も見られた気がするが、気にする余裕はなかった。

 

彼氏から電話がきたけど、とても出ようとは思わなかった。

 

2人で初めて出会ったホテル、怒られて悩んだ公園、2人で歩いた駅前の道、2人で飲み歩いた飲み屋街、一緒に乗った電車。

 

そこを見るたびに、一緒に過ごした一年半の思い出が鮮明に蘇ってきた。

 

楽しかった。

とにかく毎日が輝いていた。

毎日一緒に過ごした。

不安定な人生に初めて安定を与えてくれた。

初めて本当の愛を教えてくれた。

 

そのすべてが一気に崩れ落ちていった。

 

 

 

元気を出してをリピートしながら、とりあえず2人で住んでいた家に帰った。

泣きながら帰った。

 

見慣れたいつもの帰り道の景色がなんだか違って見えた。

 

家に帰ると、洗濯物が干してある。

彼氏のTシャツやパンツ。

 

畳まずにクローゼットに放り投げ、気を紛らわすためにゲームした。

 

少しも集中できなかった。

する気もあまり起きなかった。

 

荷物が大量にあるから、明日から荷物を移動させようと思ってスーツケースを準備した。

 

それからなんとなくYouTubeを見ていた。

最初はまた「元気を出して」のライブ映像を見て、泣いていた。

 

すると、新しい曲を発見してしまった。

 

TaylorSwift 「All To Well」

 

”And I know it's long gone.

And there was nothing else I could do”

とっくに昔のことだってわかってる。

もう私にはなにもできないってことも

 

”Cause I remember it to all,all,all........too well”

私はなにもかも憶えているから、何もかも、嫌というほど

 

"It was rare,I was there.

I remember it all too well"

あんな恋はもうできない。私はそこにいたの。

何もかも嫌というほど憶えているわ。

 

刺さりに刺さりました。

7回ほど聴きました。

7回とも泣きました。ぐしゃぐしゃに。

 

何もかも嫌というほど憶えているわ。

 

その日は22時くらいに無理矢理寝た。

嫌な気分でいたくなかったから。

2時くらいに一度起きたけど、それ以外はぐっすり寝れた。

 

朝、起きると彼氏がキスで起こしてきた。

 

水いる?と言われたから、いると言って、水をもらった。

 

それから2人で話した。

 

詳しいことは書けないが、がっつりした浮気ではなく、彼氏の説明にも納得がいったので、結果的に彼氏との関係は続くこととなった。

 

関係を続ける条件として、今私が不満に思っている点を全て言って、それを直していくという条件をつけた。

 

いままで言えなかったことが言えたので、今までよりも良い関係になる気がしている。

 

この時は私の人生においても重要な決断を迫られていたと思う。

 

真剣に別れる道も考えた。

 

だが、別れない道を選んだ。

 

三者から見たら、彼氏に依存しているだけだと思われるだろう。

 

だがこれが私が選んだ道だ。

 

人と人との関係は当事者同士でないと本質はわからない。

他人が口出しできることではない。

 

そんなことを当事者の立場として学んだ気がする。

 

今の彼氏は、恋人ではなく家族に近い関係になれたと思う。

 

そんな人に出会えることは、たとえ友達が1人もいなくても幸せなのだろう。

 

かつて抱えていた劣等感も綺麗にとは言わないが、ほとんど消えた。

 

人と比べるだけ、無駄だ。

 

自分の人生を歩んでいこう。

 

そう強く思えたいい機会だったと信じている。